2014/12/09

イエラ・マリ展 と サイモンとガーファンク

イエラ・マリ展に行ってきました。
絵本もイエラ・マリも知らなかった旦那が、会場で「木のうた」の原画を見て「知ってる」って言ってました。


何を思い出したかって言うと、これ。↓

















数十年前のソニートリニトロンのCM。
このイラストレーションが、イエラ・マリの絵本。「木のうた」です。
曲はサイモンとガーファンクル。
音楽と一緒に覚えていたみたい。




























そう言えば、私の記憶にも少し残ってる。
イエラ・マリ、って聞いてピンとこなくても、このCMで「あーあー!」ってなる人多いかもですね。(一定の世代以上??)
イエラ・マリを知ってる人は思い出せなくて、イエラ・マリを知らない人は思い出せるイエラ・マリの記憶。ブラウン管時代のテレビCMはみんな見ているだろうから、著名なイタリア人の絵本作家、とか説明するより、「サイモンとガーファンクルの曲のCMのヤツ」って言った方が伝わるかも?




そんなわけで、サイモンとガーファンクルの曲のCMの映像は、絵本の画面で、
その作家がイエラ・マリ。
今、板橋区立美術館で展覧会をやっているわけです。






















展示、すごく良かった。。
PCのない時代のグラフィックデザイナーの仕事って、やっぱりすごい。
なぜ線が均一なの? 1枚絵?切り貼り?? 黒ベタの上の髪の毛みたいな白い線はどうやって残してるの?? この線を描くまでに何枚のラフ描いてるの??? 他。
なるほどー、と納得する疑問もあれば、さらに浮かぶ疑問もあり。繊細で鮮やかな画面に見入ってしまいました。

「木のうた」の原稿もちゃんとありましたよ。
原稿は絵本よりも格段に美しい!




チビが遊べるスペースもあり。
まず、こわして。





















重ねる。









































展示を見た後は、恩師、今井先生の講義。
チビ大丈夫かなーーと、後ろの方に座ったのですが、今井先生はなし始めたとたん、

ぐーーーーー。。。

チビ、寝ました。
さすが、大学教授。眠りを誘う美声です。






そして、ブックトークの告知。






















私も「フルーツケーキいただきます」「サンドイッチいただきます」を持って、
一日トークさせていただきます。
これこれ ↓























12月20日(土)15:30〜16:00
申し込み不要、聴講無料


展示のついでに寄ってもらえるとうれしいです。

別日は他の著者さんのブックトークもありますので、
詳しくは板美のHPをチェックして下さい。


イエラ・マリ展の会期は1/12まで。
そのうち、と思ってると、天気悪いとか、年末年始とか、風邪引いたとか、
タイミングのがしやすい季節なので、お早めに☆