2013/10/28

new pop

絵本「サンドイッチいただきます」「フルーツケーキいただきます」のために、
編集者さんが新しいポップを作ってくれました。



























第一弾のポップはトマトといちごでした。
印刷会社さんに出張校正に行った際、空いてる時間で絵をかいいて、編集者さんが会社でせっせと制作、量産してくれました。ラミネートまで。

今回は、編集者さんにカフェで息子の面倒を見てもらっている間、クレヨンでちゃかちゃか描いて、また編集者さんに量産してもらいました。
もう、編集者さん、編集者さん。編集者さんのおかげです。

どのポップがどこに行くか、お楽しみ。(って言う程でもないか。)




書店にも並びはじめました。
しかけ絵本なので、ぜひ開いてほしいです。

人気絵本に囲まれてるけど、気後れしないでがんばれ、私のこどもたち。






2013/10/21

チームおかあさん(仮)

現在、とっても面白い企画が始動中です。






















建築家とりちゃんのもと、結成したチームおかあさん(仮)による初プロジェクト。
この建物をより魅力的にするために、チカちゃんがデザイン。私はエクステリア担当。そしてアサコさんが撮影。一児の母たちが、子育てに特価した賃貸住宅を考えます。




とりやまあきこ(一級建築士)

小熊千佳子(アートディレクター、グラフィックデザイナー)

スズキアサコ(カメラマン)

岡村志満子(グラフィックデザイナー、イラストレーター、絵本作家)





当然見栄えだけでなく、素材や各部屋の作り方、こんなのあったら便利だね、いいよね。そんな機能面でも子育て世代によろこばれる事を考えています。

夏に現場見学に行った時がこんな感じ。










強い日差しの中、工務店の職人さんたちの手によりカタチが見えてきてる最中。
そして、

こっちは現在広い駐車場ですが、ここにも。。



場所は辻堂です。
近くに公園あるし、建物の前の通りは交通量は少なめ。でもバス通りも遠くない。
環境いいですよね。
近いうちに現場見学に行くので、また様子をアップしますね。


チームおかあさん(仮)のメンバーは、0歳〜3歳までの一児の母です。
そして全員が自営業。みんな産後1年以内(半年以内?)で仕事復帰して試行錯誤、悪戦苦闘しながらやりくりしています。現在も真っ最中。だからいろんな記憶が鮮明なのです。もーちーろーん、旦那様や両親の協力なくてはなりたたないので、母のみが大変なわけではないのですが、そんな母たちだからこその「気づき」を活かして、普段の個人活動で培ったものを集結して、このプロジェクトに挑みます。

お楽しみに!






2013/10/20

特講

ムサビで特講に呼んでいただきました。



キャリア育成、みたいなものの一環だそうで、作家とかフリーランスとか、卒業後に個人で仕事をしてきたいと思っている学生向けの授業だそうです。
大御所でもなく、売れっ子でもない私が呼ばれた理由は、ずばり、

「リアルだから」

そんなわけで、みんなが知ってる有名な作品とか、大きなプロジェクトとか、そーゆうのはなにもないのですが、絵本とかボローニャとか板美とか、今井先生との対談形式で私の話をしてきました。
とっちらかった話になりましたが、学生さんにとってなんか拾えるものがあればいいなあ。




ムサビでは今しかけ絵本の展示最中。学生からの質問に囲まれてたら、閉館時間過ぎてたんだけど、先生と担当の方のご好意で展示室開けてもらっちゃった。











































「しかけ絵本1 技法の歴史」
前期 〜10月25日
後期  11月4日〜12月7日
時間  10:00〜18:00

詳細は下記にて
http://mauml.musabi.ac.jp/museum/archives/6557


会場は小さいけど、レアな作品並んでました。
後期はロバートサブダとか、現代の仕掛け作家の作品展示だそうです。こっちも気になるなーー。一般の方も入れますよ。





そして帰りはすっかり夜。






小額でも母校からギャラをもらうって、なんか特別です。
両親がたっかーーい授業料を払ってくれたからこの門を4年間くぐれました。
で、今やっとココ。

これはそのまま実家にもっていこ。


それにしても、遠いーー。
よく通ったもんだ。






2013/10/07

絵本出版のお知らせです。
















「サンドイッチ いただきます」
「フルーツケーキ いただきます」

ポプラ社さんより2冊同時発売、しかけ絵本です。
10月8日配本。

https://www.poplar.co.jp/korekara/ehon/008263.html






制作は本当に大変だったー。
時間のやりくりや、絵づくりや、出力の色がヘン!とか、データが重たい!! とか、まあいろいろと。
でも楽しかったです。
今回は共著ではないのですが、編集者さんとは一緒に作っている感じがずっとしていて、何度も徹夜したけれど、本当に楽しかった。(終ってみると。)


今回の企画、地味に難しい制作行程がてんこもりで、印刷会社さんと製本会社さんには本当に頑張っていただきました。
その前に編集者さん。出会えた事が奇跡です。
どうもありがとうございました!






おまけで出張校正で伺った印刷所さんと製本所さんの写真。

↓ これは印刷所。
がしゃんがしゃんと刷られていきます。



CMYK!



↓ こちらは製本所さん
読めますか?真ん中に摘み上がっている紙のかたまり。「フルーツ」「サンド」って書いてあります。印刷積みの本文です。印刷所から製本所にバトンタッチ。ただいま製本待ち。
この周りにはみんなも知ってるあの絵本、この絵本のかたまりが。。









これは丁合いを取る機械。がしゃん、がしゃん。 






もっと面白い機械いっぱいあったんだけど、肝心のカメラを忘れて、がら系の携帯カメラで撮影したのでこのくらいしかアップできるのがなく。。


今回おじゃました印刷所と製本所、周囲は畑とのどかな住宅地。どちらも素朴な町工場でしたが、「うちなら出来るよ、それ。」みたいな自信と誇りを見せてもらいました。実際、私が子どもの頃からある絵本も重版中だったり。。ここから全国にいってるなんて、ねー。へー。


それにしても、絵本が出るの久しぶり。
相澤さんとの共著「すましたペンギンさんきょうだい」が2008年出版だったから、5年ぶりです。今回は1歳の息子がいるので、絵本に対する思いもちょっと違うかな。いや、あまり変わっていないかな。どうかな。


書店で見かけたら、ぜひ開いて見て下さい。





2013/10/04

NHK 中学生公民 イラスト描きました。



まだ紹介していなかった仕事です。

NHK、電子教材の中のイラストカットを描かせていただきました。
たくさんたくさん描いたので、その一部です。







 









 




























今はパソコンで勉強するんですね。パソコンを勉強するんじゃなくて。

それにしても、教材を制作するための手間ひまといったら。。つくってる方が学べちゃいます。例えば、「正装したモータリア人」を描くにあたって、モータリアの位置や国旗や衣装を調べているうちに、気になったキーワードから別の事を調べ始める。みたいな。
まあ、しばらくしたら忘れちゃうんですけど。。

描いた事ないモノもたくさん描かせてもらい、終ってみると楽しい仕事でした。(作業中は生後3ヶ月の息子の授乳タイムに追われながらの制作だったので、ちっともはかどらなくて大変でしたけどね★)




2013 小学生しかけ絵本 ワークショップレポ

今年で5回目。板橋区立美術館での小学生しかけ絵本講座を担当させてもらいました。例年通り、会期は3日間。

今年のテーマは「とび出せ 立体」


切り込みや穴をあけたしかけ絵本はこれまでもチャレンジしてきたんだけど、しっかり立体をつくった事なかったなーと思い、初級編で応用のきく[とび出す箱」にトライしてみました。「とび出すピラミッド」も希望者には伝授。






例年のことなんだけど、低学年の子が多い。
しかも、立体となると必ず展開図が必要で、どんなに簡単に伝授する方法を考えても、やっぱりちょっと難しい。(スタッフも混乱。)

テーマ選び、難し過ぎたなーー。。。と、制作途中から心配していたのですが、
美術館スタッフの方々のおかげと、子どもたちのやる気で、全員作品完成!

板美に来る子たちは、本当に本当に熱心です。
そしてインターンのムサビ学生には毎年感謝です。




のびのび。


ジャンプ!







そして最終日。恒例の発表会。
みんな緊張、緊張。
照れる子はいるけど、発表を嫌がる子がいないのも、いいところ。


ひとりづつ、前に出てきてもらい、私と一緒に発表です。
本当は、私が椅子に座ってみんなの作品を見たい。。







3日間駆け足で、連日早く来て作業をしていた子もいるし、宿題で持ち帰って頑張ってきた子もいるし、保護者の方も大変だったと思いますが、難易度の高い作品ができた後の、子どもたちの表情は誇らしげでいいものですねー。










次はまた視点を変えて、もう少し感覚的に作れるしかけを考えたいと思ってます。
って、さらって書いたけど、まだノープラン。
でも来年の夏までに、ちゃんと考えておくので楽しみにしててください。


また板美で会いましょー。